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大型犬や短毛種の宿命ともいえる肘や足の“タコ”。
ハウスの中や犬が休むところに柔らかな敷物を敷いて上げるのが基本的な予防策ですが…、いやしかし、それでもいつの間にかに出来てしまう憎き“タコ…”
今回はそんな“タコ”をケアする方法についてお話したいと思います。
犬の肘や足のタコには“ワセリン”
タコは1度出来てしまうとなかなか治りにくく、広がる傾向があります。そうならないための有効な予防策は、はじめからタコが出来そうな部分にワセリンを塗ってあげること。これにつきます。
タコが出来る部位は決まっていて、肘と足(横になって床にあたる部分)が主です。
子犬の頃から、お風呂の後や、乾燥が目立つ時など、週に数回、タコが出来そうな部位に塗り、予防してあげましょう。
すでに出来てしまった“タコ”のケア
- お湯で蒸らしたタオルを、タコが出来た部分に巻き、皮膚を柔らかくします。
- 柔らかくなった皮膚にワセリンをしっかり塗りこみます。
- 朝、夜、寝る前、1日3回行ないます。
- ビタミンEを与えます。ゆでたまごはビタミンEを多く含んでいますのでおすすめです。
7〜8歳を過ぎて出来た老犬のタコ
7〜8歳を過ぎてできるタコは、いわば、人で例えるなら“シワ”のようなものです。どれほど予防しても年齢的にどうしても出来やすいものなので、過剰に予防にこだわる必要はありません。