犬の歯磨きは乳歯が生えそろう生後2ヶ月齢の時期から開始するのが良いとされています。ワンちゃんにとって歯の治療は麻酔を用いた大掛かりのものになります。歯の健康維持には日頃のブラッシングが大切です。子犬を迎える際のはじめに購入する備品の中に歯磨きセットもリストに加えておきましょう。
目次
犬の歯磨きの頻度とタイミング
・頻度:1日1〜2回自宅でブラッシングが基本です。
・タイミング:その子にとって最も喜ぶことの直前に行ないましょう。
歯科検診の頻度
・乳歯(28本)が生えそろう生後2ヶ月齢
・永久歯に生え変わり始める生後4ヶ月〜5ヶ月齢
・永久歯(42本)が生えそろう8〜10ヶ月齢
・その後は、年に一回動物病院で歯科検診を受けさせましょう。
犬の歯磨きの方法
(生後3ヶ月/ドーベルマン♀/乳歯)
■ステップ1:
・子犬の口を軽く掴んで閉じさせ、子犬の口に手を置くことに慣れさせましょう。
■ステップ2:
・口唇をめくり犬歯など触りやすいところから徐々に触っていきましょう。
■ステップ3:
・口を触らせたり歯を触られることに抵抗がなくなったら、指に装着するタイプのゆび歯ぶらし(ストッパー付き) に歯磨きジェルを塗りブラッシングしやすい犬歯(牙)からゆっくり円を描くように歯と歯肉をマッサージするようにブラッシングしましょう。
★犬の歯磨きが初めての方は、ゆび歯ぶらし(ストッパー付き)の方が断然磨きやすいです。ゆび歯ブラシはストッパーがしっかりしたものを選びましょう。
★一般的な歯ブラシの場合、歯と歯肉の境界に約45°の角度で当てブラッシング。
★歯みがきロープは歯垢が付着し雑菌が繁殖するのであまりおすすめしません。
■ステップ4:
・ブラッシング範囲をゆっくり広げます。
■ステップ5:
・外側に慣れたら、内側も徐々にブラッシングしましょう。
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*参考までに*
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