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子犬のために最高の訓練士を選択する方法

Doberman&PitBull

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Doberman Name:Elly(2ヶ月/♀)
Owner:カオン様
Friend's PitBull Name :Hulk(2ヶ月/♂)

【カオン様お写真のご提供ありがとうございました。同時に頂いたコメントは改めてご紹介させていただきます(*^^*)】

目次

子犬のために最高の訓練士を選択する方法

 

“子犬のために可能な限り良い訓練士を付けてあげたい”

飼い主であれば当然の思いです。 

 

では、“良い訓練士”とはどのような訓練士なのでしょうか。

 

本日は何を基準に訓練士を探し、

どのように選ぶべきかについてまとめていきたいと思います。

 

まずはじめに健康を確保する

・パピー教室、しつけ教室、アジリティー教室、預かり訓練など、どのような形態のしつけを始めるにしても、愛犬の健康を確保することは重要な事です。

・集団でしつけを行う場合、常にあなたの愛犬とメンバー全ての予防接種が最新のものであること、他の健康上の問題を持っていないことを確認してください。

・特にパピーパーティやパピー教室をとり行う教室がワクチン接種と子犬の健康状態の確認を徹底しているかどうかも重要確認事項です。

 

  

適切なタイミングで開始

 

【生後2ヶ月〜4ヶ月】

■この時期は子犬の一生に最大の影響をあたえる期間です。窓から外の景色を見せたり、庭や家の前のわずかな範囲で屋外を歩かせたり、歩行者や車、自転車などいろいろな物を見せて、多くの体験をさせてあげましょう。

■子犬の社会化を目的としたパピーパーティーやパピー教室も開催されています。可能ならば積極的に参加してみましょう。

(2回目のワクチン接種を終えていない場合、他の犬との接触を避けることと、マーキングのあとを嗅がせないようにすることに気をつけましょう。)

 

【生後4ヶ月〜5ヶ月】

■2回目のワクチン接種が終わって2週間が過ぎたら、今度は散歩に慣れるための期間です。散歩に慣れはじめ、同時に体力的にも自信がつきはじめると自己主張を始める頃に入ります。

■この時期から1ランク上のしつけ(リーダーウォーク、伏せ、待て、来い、つけ、)などを開始し、自我を正しながら、遊びの中で徐々に訓練に慣れさせましょう

預かり訓練を利用するのもこの時期からです。

 

【生後6ヶ月】

・この時期は本格的に、規則的な訓練に入る時期です。

 

※預かり訓練を利用する場合

・生後6ヶ月〜8ヶ月は子犬にとって社会化時期の次に重要なタイミングです。この時期に本格的な訓練に入っているのが理想的です。そのため、慣れる時期も考慮し、生後4ヶ月〜5ヶ月までには入所させるのが理想的です。

・ワンちゃんにもよりますが、生後4ヶ月で入所させたとしても、はじめの2ヶ月は実際のところ大きな変化は見られないことが殆どです。理由は、生後4ヶ月〜5ヶ月は厳しい本格的なトレーニングに耐えうる齢ではなく、遊びの中で徐々に訓練に慣れさせている段階の時期です。2ヶ月ぶりに訓練所を訪れた際に、あまり成長していない愛犬を見て「うちの子本当に大丈夫?」などと不安にならないように。子犬にもよりますが、大体生後6ヶ月〜8ヶ月の間で、コマンドを本当の意味で理解し、グンと成長するのがこの時期です。

・そのため預託期間は最低でも4ヶ月間〜が良いとされます。

 

 

公認訓練士のレベルを確認しましょう

一口に【公認訓練士】といっても、実に様々な種類とレベルの違いがあります。あなたの大切な愛犬の将来を左右する訓練士の階級を、まず最初に尋ねることはとても価値があることです。 

 

公認訓練士のライセンスは以下の3協会が発行しています。 

日本警察犬教会(PD)が発行する公認訓練士ライセンス

三等訓練士から順次昇格していきます。(ピンク色が最高レベルの訓練士です。)

・一等訓練士長

・一等訓練士正

・一等訓練士

・二等訓練士

・三等訓練士 

  

ジャパンケネルクラブ(JKC)が発行する公認訓練士ライセンス

訓練準士補から順に昇格していきます。(ピンク色が最高レベルの訓練士です。)

・訓練師範

・訓練範士 

・訓練教士

・訓練練士

・訓練準士補

 

日本シェパード犬登録協会(JSV)が発行する公認訓練士ライセンス

三級訓練士から順に昇格していきます。(ピンク色が最高レベルの訓練士です。)

名誉訓練師範

・訓練師範

・準訓練師範 

・一級訓練士 

・二級訓練士 

・三級訓練士

 

階級レベルを確認することは、その訓練士がこれまでどれくらいの犬たちを訓練試験に合格させてきたのか、またどれくらいの期間、犬たちをしつけてきたのかを確認することができます。これは経験豊かな訓練士を選ぶ確かな指針になりますので、躊躇せず確認しましょう。

 

ドーベルマンをよく知っている訓練士を選ぼう

・ドーベルマンのしつけを依頼する場合、PDやJKCの公認訓練士に依頼することが多いかと思います。ドーベルマンは感受性が高く、他人にもあまり馴染みません。加えて、性格もムラッ気があるため、ドーベルマンをよく知り、経験のある訓練士を選ぶことが重要です。訓練士を選ぶ際は必ずHPのプロフィール欄を確認しましょう。階級ランクが一番下または下から2番目の場合、ドーベルマンを依頼するには少々経験不足(実績頭数1頭、または5頭以下、試験課目もお座りやフセなどの基礎的な課目を5課目のみの実績)である可能性があります。

・せめて公認訓練士の階級がオレンジ色〜を基準に訓練士を探すのが良いでしょう。過去にドーベルマンの訓練経験の有無もしっかり確認しましょう。

・公認訓練士の昇格は年齢が大きく関係しています。オレンジ色以上の訓練士の多くが年齢40〜であることも選ぶ一つの基準になると思います。

・またPDの公認訓練士のライセンスは 3〜6年の見習い期間を経なければ、 受験資格を得ることができません。 それゆえ、PDのライセンス所持に関しては、他のどんなライセンス発行機関よりも数倍以上の経験の差がついています。

 

<参考:各階級の昇格条件>

HP▶ 日本警察犬協会(PD)資格昇格条件 

HP▶一般社団法人 ジャパンケネルクラブ(JKC) - 資格昇格条件

 

 

  

価値観の違い

上手に犬を訓練することについて、訓練士の数だけ多くの価値観があります。その価値観はそれぞれ異なり、これまでの経験から形成されたものですので、一言で良し悪しをはかることはできませんが、はっきりと言えることもあります。

 

■子犬をうまくしつける方法として、感情的になる訓練士は避けましょう。子犬が良くない行動をとった時ほど、冷静に落ち着いて指導出来る訓練士を選びましょう。

 

■犬に触れない、リードをあまり持とうとしない訓練士も避けましょう。飼い主が訓練士の技を盗めてやっと、本当にしつけを学んでいると言えます。実演よりも、講義ばかりが長い訓練士もはじめは親切に感じますが、訓練自体が年単位で長引く傾向があります。

 

■良心的な価格であることも重要です。1回(60分前後)の通い訓練で3000円〜4000円、都心部でも交通費合わせて、5000円以内が妥当な金額です。

 

 

あなたが訓練士に対しどのように感じるか

人柄もよくどれほど素晴らしい実績があったとしても、もしあなたが、訓練士のやり方を不信に思ったり快適に感じることが出来ないならば、恐らくあなたは、他の誰かを探しなおすべきです。

“良い訓練士”は、子犬に何が必要なのか、飼い主のあなたに何が足りないのか、訓練士は犬とだけ向き合えば良いものではなく、同時に人間であるあなたにも適切にわかり易い言葉と行動で指導できる力を必ず持っていなければなりません。“子犬の訓練”とは名ばかりで、実際は飼い主の訓練です。訓練は、飼い主が学ぶための時間なのです。

【犬が懐いているから】【人柄が良いから】は、その訓練士を選択している決定的な理由にはなりません。その訓練士の、【犬の感情変化の説明のわかりやすさ】【十分なデモンストレーション】【実践指導】【飼い主自らが、上達しているという実感】これらを飼い主が均等に感じれてはじめて、その訓練士を選択している決定的な理由になります。

経験豊富な訓練士ほど、犬の訓練方法が常に最新のもので、かつ、それらを犬の状況(犬のボディランゲージや感情の変化)によって適切に判断、解析する力があります。

何年も同じ訓練士にお願いしているにもかかわらず、問題行動があまり良くなってないな、と感じる場合、犬のボディランゲージや感情の変化を読み取れず、一本調子な訓練を行なっている可能性があります。これは、訓練士の経験が足りないがゆえの結果です。飼い主から色々な方法をお願いし、表面上は合わせてくれたにしても、根本は解決しないことが多いでしょう。

もし訓練士を探しなおすにあたって、良いあてがないのなら、あなたの周りにいる、正しい行動をとる犬の飼い主や、ドッグランにいる飼い主に、しつけや訓練士についてたずねてみて下さい。 もしくは地元で長く開業している獣医さんやペット関連ショップなどにも聞いてみて下さい。きっと何かしら良い情報は得られるはずです。

 

(追記・加筆:4/27) 

5名のドーベルマンオーナー様から、訓練士を変えた後についてご質問メールをいただき、文末を追記、加筆致しました。また、コメント欄へ書き込みを下さったドーベルマンオーナー様方、貴重な体験談と意見を誠にありがとうございました。

 

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