目次
仔犬を迎えて、最初の一週間。
今回は、仔犬を迎えてから、躾をはじめるのはいつぐらいがベストか、というような内容を書いていきます。これは大型犬に限らず犬全般に言えることなので、しつけにおいて、不安がある方は是非参考として下さい。
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受け入れ当日: 念願のドーベルマンがやってきた
当たり前なことですが、ゆっくり仔犬を休ませてあげましょう。仔犬にとって移動のストレスは相当なものです。私の愛犬は、車での移動にかなり緊張したようで、車中で吐いてしまったほど。当日は十分に休息を取らせましょう。トイレシートや汚物用袋なども事前に用意しておきましょう。
子犬を受け入れる前に、おしっこ漏れ+滑り対策として、フローリングにワックスを塗っておくと安心です。
翌日〜本格的なしつけに入る前
疲れがとれた仔犬は、早々に室内を探検し始めます。遊ぼう遊ぼうと、し始めたら、しめたもの。本格的なしつけに入る前の大切な時期に入ります。これから述べることは、一般には立派なしつけだと専門書では書かれてあります。ですが、私はそんなにいきなりガチガチにやる必要はない類いだと思っているので、全く意気込まずに行いましょう。
翌日
許される限り、仔犬と共に過ごします。そして、遊んであげたあとは、膝に乗せて仔犬の身体を撫でて、リラックスさせてあげます。とても単純に聞こえますが、これはしつけの土台になるのでとても大事なことです。
そして、
最も大事なのがこの後です!
あなたに膝の上でリラックスした仔犬は、そのままウトウトし始めます。ウトウトし、抵抗しない状態になったときが絶好のチャンス。仔犬の口の中、足裏、お腹、尻尾など、ゆっくりと隅々まで撫でていきます。マズルをそっと掴んだり、奥歯を触ったりも、もちろん行います。これを仔犬が眠りにつくまで行います。ぐっすり眠りについたら、そのまま膝の上で休ませるも良し、ゆっくり下ろすもよし、そこでしっかり休ませてあげます。
このことを繰り返すことにより、仔犬は、貴方に撫でられる=安心して休めることを学びます。安心して眠っていいんだ、と。信頼関係を強める最初の一歩です。
※一般にこのことはホールドスティールとマズルコントロールとも呼ばれることがありますが、これは、正直言って、おめめパチパチの元気ハツラツ状態のワンちゃんには有効なしつけとは私は思いません。全力で抵抗され、不信感を抱かれるのが落ちです。そんな気持ちを抱かせるくらいなら、しない方がまだマシです。
↓こんなおめめのときはしっかり遊んであげましょう。決して、「私がリーダーよ!」という気持ちで口を掴んだり、仰向けにしたりしないように。。。あなたの手や行動は、常に【安心】であることを教えてあげましょう。
カメラが気になって仕方ないようです(笑)
また、膝の上でリラックスしてくれるようになれば、断耳後のメンテナンスも非常に楽に取り組めるので、一石二鳥です。こちらに↓膝の上でササッと行う固定法について述べてるので是非参考にしてください。
子犬を迎えたら歯磨きを同時に開始します。
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