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愛犬に子犬を産ませたい!【大型犬の発情時期・妊娠・出産の8つの基礎知識】

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愛犬に子犬を産ませたい!そう願う飼い主は多いだろう。では、まずはじめになにをすれば良いのだろうか?、大型犬のお見合い相手の見つけ方、発情時期、妊娠、出産、産後と、さっそく順にみていこう。

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まずはじめに

<仔犬たちのなんと可愛いこと!> 

犬は1度の出産で多くの子犬を出産する。たとえばドーベルマンの場合、1回の出産で9匹前後の子犬を出産する。つまり、多産だ。子犬を産ませたい!と思ったら、やはりそれは、必ず“計画的”でなければならないということだ。

産まれた子犬を何匹引き取るのか、誰が引き取るのか、新しい家族を探す準備は十分か、その点をまずはじめに目星をつける必要がある。

次に、子犬は生まれて生後2ヶ月までは母親の元に置いておかねばならない。その間の子犬の鳴き声は、思わぬ近隣住民のクレームをまねくこともある。鳴き声の対策は十分か、これも非常に重要なことである。

 

純血犬に多い遺伝的疾患の確認

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<図は健康体の両親から産まれた子犬の病気の発症率を表している。病気の遺伝子を鍵と鍵穴、病気の発症を鍵が開いた図で示している。>

次に必要な知識は、現在、純血犬に蔓延している遺伝的疾患についてである。子犬に現れる外貌や気質、健康面は、そのまま親犬のコピーではない。親犬がいかに健康であっても、【確認作業】は絶対に怠ってはならないのだ。

遺伝子についてここでは細かく記載はしないが、遺伝子一致率の高い近親交配は避けなければならない。そのためには交配に用いる雄犬と雌犬の血統証を参照し、細かく確認をすることである。

次に最低限の検査として、大型犬に多いとされる【股関節形成不全】のレントゲン鑑定も行われていなければならない。子犬の新しい家族を探す場合、純血犬種の場合は特に、この親犬の血統書や鑑定書の有無を、相手から問われるのだ。

犬種によっては上記以外にも検査しなければならない疾患もある。自分の愛犬のかかりやすい遺伝的疾患を把握し、事前検査が必要な疾患の情報収集も必要だ。

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交配相手の選び方

交配相手の探し方についてだが、友人や知人、訓練士の紹介、ブリーダーに相談してみる、有料交配、外国産を輸入する、などがあるが、何はともあれ、相手選びで最も大切なことは、自分の愛犬の欠点を補ってくれる相手を選ぶことだ。

たとえば自分の愛犬が欠歯だったとしよう、ならば相手は42本の歯が揃っている相手を選ぶことである。

選び方の方法は、欠点を補う選択の他にも、

  • 系統的に選択
  • 展覧会を主体として選択
  • 訓練性能を主体に選択、などがある。

その中でもやはり仔犬にとって一番良い選択方法は欠点を補える相手であることだ。

次に、オスの立場からメスを選ぶのであれば、重要なのはメスの性格である。母犬の出産直後の行動や振る舞いは、仔犬の性格形成の土台となる。性格の穏やかなメスであれば、その仔犬の性格はとても良いものを期待できるだろう。

そして、もちろんお互いに健康であること。これは交配相手を探す上で基本事項である。

雌雄関係ないが、必要以上に人に吠える、噛みつくなど攻撃性が高い相手は避けるべきである。

展覧会や訓練性能を主体として相手を選ぶ場合、決して獲得したタイトルやネームバリューにおぼれないようにしよう。

交配に最適な年齢

交配に最も適した年齢は3歳〜4歳半である。

理由は明確で、この頃になれば、その子自身が親から受け継いだであろう良い部分がしっかり表に現れている時期である。それに、万一、若年齢で発症する先天的かつ致命的な疾患を持っていたとすれば、遅くてもこの頃までには、何らかの形で現れるはずだろう。また、この頃は性格も十分構築されているはずである。

いろいろな意味で、母体作り、父体作りの期間をしっかり設けるということは、大切なことである。

 

交配の最良の期間

まずはお見合い期間が必要になる。シーズンを迎えたならば排卵日を迎える前にどちらか一方のお宅に数日間預ける、または預けられるということを行う。期間は大体2日間〜4日間くらいだろう。相手の犬やお宅に慣れる期間を加味した上で滞在期間を決めよう。また、初めての場合、介助が必要になることがほとんどである。食事は交配前から栄養価の高いものを与えておこう。

発情期:

通常、メス犬の発情期(シーズン)は年2回。個体によって多少前後することもあるが、大抵6ヶ月間隔である。1度でうまくいくとは限らない。毎シーズン連続して繁殖することになることも予想されるのだが、2回目以降はメス犬が調子を崩すしやすい。

シーズンが早まったり、遅れたり、コンディションの悪い状態で交配させた場合、後々、影響をうける可能性が高いため、その回は見送るようにしよう。

もちろんオスのコンディションも重要だ。コンディションが悪い状態で交配し、結果的に良い個体が産まれなかったというのは、よく聞く話である。

発情期の兆候:

メス犬の性器の膨張、出血

排卵日:

最初の出血がはじまった日から10日目〜14日目

交配の最良期間:

発情期の最初の出血から10日目〜12日目が最も交配の最良期間である。しかし、排卵日は多少前後することもあるため6日目〜16日目でも妊娠可能なメスも多い。

メス犬のおしりあたりを指でポンポンとたたくと、尾を左右どちらかに傾けるような仕草が見られる。その頃がベストなタイミングである。

妊娠

妊娠期間は約63日間(9週間)。交配を終えたメス犬には、カルシウムやビタミン、肝油などの栄養価の高い食事だけでなく、腎臓の働きが活発になるため、十分な水分が必要になる。ほんの僅か、にんにくを食事に混ぜたりすると、健康維持と念のための回虫の駆虫や予防に効果があるとされる。

もちろん運動も必要になるが、交配後1週間程度は安静にさせよう。そのあとは徒歩での散歩を取り入れていく。散歩中に気をつけたいことは、他の犬との再交配である。個体によっては排卵日が遅れ、最初の出血から30日目間近に妊娠したメスもいるという。

次に妊娠中に気をつけたいことは流産である。安静期間を過ぎたら徐々に自由運動や、いつもの運動を、無理のない程度に取り入れよう。

妊娠7週目には、静かで外部から影響の少ない場所にお産場所を用意し、隅々まで消毒後、タオルガーゼ柔らかく吸水性の高い布を敷いてあげよう。出産当日までには、色の異なるリボンお湯を溜めれる大きな洗面器仔犬の体重を測れるものなどを用意しておこう。

 

出産

<出産シーン。出産時間はだいたい5時間前後。手助けが必要となる場合がほとんどである。動画のように母犬が動いているときは、産まれた仔犬が潰されないように、もう少し離して置いた方が良いだろう。>

出産日が妊娠60日目〜65日目以内であれば順調な出産だろう。しかしこのタイミングから遅れるようならば、獣医師に相談しよう。

出産を終えたら、必ず最後の1匹を確認しよう。最後の1匹が産まれたかどうかは、体格の良いメス犬の場合、わかりにくいことがある。万が一を避けるために、病院で確認してもらうのが確実だろう。

産まれた仔犬は綺麗に拭いてあげ、体重を測り、色の異なるリボンを首に巻き、リボンの色と体重をメモしておく。 

産後

<動画では、仔犬の生後10週目までの成長と、新しい飼い主が引き取りに来るまでが記録されている>

生後3週間までは母乳だけでなく、哺乳を併用すると良い。出産当日は母乳だけで、翌日から母乳+哺乳を5cc翌々日には母乳+10cc与える、というように量を少しずつ増やす。

暫くの間、メス犬には消化が良く栄養価の高い温かな流動食を与えよう。犬の体温計で体温を常に測り38度を維持できれば良いが、産後は突然39度に上がることがある。その場合はすぐに獣医師に診てもらう必要がある。

仔犬の体重は毎日決まった時間に測るようにし、1日あたり50g〜70gづつ増えていけば順調である。また、仔犬の白い爪が乳房にあたるとメス犬が痛がり、母乳を嫌がることもあるため、仔犬の白い爪が伸びたら切ってやるのも必要になる。

 

※断尾が必要な犬種の場合※

ドーベルマンやボクサーなど、断尾が必要な犬種の場合、仔犬は生後3日目(遅くとも7日目以内)に断尾を行う必要がある。事前に手術を行なってくれる獣医師を探しておこう。手術時期に幅のある断耳と違って、断尾の場合、このタイミングを逃した場合はもう手術は行うべきではない。

 

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