DobermanName:Love(♂・1y/o) Owner:Love & Peace様
1月は消化器系のトラブル(消化不良・胃腸炎・下痢・脱水症状)が多い時期です。ハウス内にヒーターを設置したり、室内着を着せたり、防寒対策をしっかり行いましょう。(温度差の激しい場所で過ごすことで咳をするようになったり、仔犬の場合、一旦咳が出始めると鼻カタルを併発することもあります。)
食事の面では、ロイヤルカナン高繊維を普段の食事に少し混ぜる工夫や、念の為のデルクリアー(整腸剤)を1箱用意しておくと安心です。
1〜2月は食事と防寒をしっかり管理し、健やかに過ごせる工夫が必要となります。
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【1月】大型犬の防寒食
冬場の食事は、タンパク質やビタミンももちろん大切ですが、寒さに弱いドーベルマンにとっては脂質が重要です。屋外飼育の場合はその重要度はさらに高まります。
そして、高エネルギーかつ体内で熱を持てるような暖かなものを与え、タンパク質やビタミンも考慮した内容を心掛けることが基本になります。
良質な脂質の多い食材として、おすすめは猪の肉です。しっかり火を通し、ポロポロになるまでボイルした骨はおやつとしても与えることができます。(▶猪骨1頭分4kg〜6kg/送料無料/猪骨スープやよく煮て犬のおやつに)
早速、齢別ポイントをチェックしていきましょう。
幼犬の場合(生後2ヶ月〜6ヶ月)
ただ遊んであげれば良い、という時期は生後3ヶ月半〜4ヶ月頃までです。動画の仔のように生後4ヶ月にもなれば運動したい気持ちが高まり、室内でもエネルギッシュに走り回ります。日光浴も兼ね外に連れ出し、首輪やリードに慣らしましょう。
特に、リードで引っ張られることをはじめのうちは嫌がる仔は多いです。遊びの中で引き綱を取り入れ、慣らしていきましょう。
その他、この時期から慣らしておくと良い物は、犬服とブラッシング、マナーベルトです。特にマナーベルトは実際に必要になる月齢までの間に遊びの中で慣らしておくとより安心です。
若犬の場合(生後6ヶ月〜2歳)
幼犬期よりも輪をかけてエネルギッシュな時期です。非常に行動力が出てきます。それなりの運動量を確保してやらないと、自傷行為や問題行動につながります。十分な運動量を与え、ストレスを溜めないようにしてあげましょう。
もちろん食事量もUPします。若犬(生後6ヶ月〜2歳)は、2000〜2500キロカロリーが目安ですが、冬場は2500キロカロリーぐらいを必要とします。 一度の食事でそのカロリーを満たすのではなく、2〜3回に分け便の状態をみながら徐々に増やしましょう。
栄養面では、脂質だけでなく良質なタンパク質が重要になります。
そして、そろそろ肘や太腿などに【タコ】ができやすくなる齢です。ワセリン を日頃から塗り込む習慣を持つと良いでしょう。
成犬の場合(2歳〜7歳)
この齢は、精神的にも肉体的にも最も充実している時期です。一通りのトレーニングを終えているなら、新たなことに挑戦し、愛犬との絆を深める時間を設けるのも良いでしょう。
引き運動を行うなら、距離にして平均15キロ、時速15〜20キロで20〜30分は行けるでしょう。
使役犬として従事させているならば、食事も回数を増やして、しっかり与えましょう。もちろん、食事後の運動は厳禁です。この齢期の飼い主は【慣れ】から、胃・腸捻転への注意がおろそかになりがちです。十分に注意しましょう。また、食後で体温が上昇した犬を、急激に寒い場所へ連れ出すのもよくありません。
高齢犬の場合(7歳〜)
<老犬の場合、室内での遊びも工夫してあげましょう。>
老犬の場合、その仔の自主性を尊重しながら、飼い主の工夫で刺激を与えてあげると良いでしょう。1月も忙しい日々が続きますが、これまでのペースを崩さないように食事を与えます。
栄養面では、12月同様に消化が良くて、適度にカロリーが高くて、良質なタンパク質とビタミンに気を使ったものを与えましょう。体力維持のためには自由運動も必要です。無理をさせない程度に連れ出しましょう。
寝床は暖かくして、仔犬の頃と同じように細やかなケアをしてあげましょう。
【Love & Peace様、この度は写真のご提供、誠にありがとうございました。】