<DobermanName:Sena(11ヶ月/♂) Owner:EternalPeach様>
【8月】の過ごし方と散歩とケア、熱中症対策についてお話したいと思います。
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大型犬、8月の飼い方
大型犬だけでなく全てのわんちゃんに言えることですが、湿度が高く蒸し暑い日々が続くときには、皮膚にボツボツの湿疹(かさぶたのようなもの)ができやすくなります。※ドーベルマンは特に出来やすい傾向があります。
また、海やプール、湖など、水辺や草むらで過ごした後は、一層出来やすくなります。アウトドアの後のお風呂は、入念にシャンプーしてあげましょう。
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【掃除】
蒸し暑い日々は、ダニの繁殖につながります。ハウスや寝具などをプリジアやダニクリン などでこまめに消毒しましょう。ボツボツの湿疹や脱毛の原因がダニだった!なんていう場合も十分あります。
【毛並み】
毛が抜ける時期です。短毛種といえど、短毛種用ドッグブラシなどで死毛を除去するブラッシングはこまめに行ないましょう。特にドーベルマンのチョコタンの仔は死毛除去を怠ると、まだらになりやすいと言われています。ブラックよりも気を遣う部分が多いので被毛ケアもしっかり行ないましょう。
【食事】
■暑い日々が続くとどうしても食欲が落ちてしまう仔が多いです。食欲が落ちている場合は、高たんぱく質食品のカッテージチーズやゆで卵、少量で高カロリーが摂取できるものを与えましょう。
食欲が落ちやすいこの時期には、エビオスのビール酵母をふりかけとしてトッピングするのもおすすめです。ビール酵母は良質タンパク質、ビタミン、アミノ酸を豊富に含んでいるため、わんちゃんの基礎代謝をあげる優良天然食品になります。
わたしの愛犬(♀・3歳)も6月下旬から7月頭くらいまで食欲が激落ちして、一時体重が28キロになりましたが、ビール酵母をふりかけのように与えだしてからは食欲が戻り、体重も今は32キロです。
(※ビール酵母は色々なメーカーから販売されていますが、エビオスのビール酵母が断然美味しくておすすめ。香ばしい香りで、わんちゃんの食いつきもアップするはず♪)
■冷たいものの摂取やクーラーによる冷えでお腹の調子を崩す仔が多くなります。 整腸剤デルクリアーやロイヤルカナン 療法食 消化器サポート 高繊維 ドライ 犬用 を用意しておくと安心です。
■どうしても食欲が戻らない場合、沸騰したお湯に卵を割りいれ、ポーチドエッグを作る容量で、7〜8割ほど火が通った半熟たまごをフードの上にかけ、卵を潰しましょう。黄身によって嗜好性がグンと上がります。(※酢はいれません。)
生の白身はワンちゃんには与えてはいけませんが、黄身は半生でも大丈夫です。ドイツの競技会に出るドーベルマン達の飼い主は、身体を作るために、駆け足運動やタイヤ引きの後に、生卵の黄身だけをそのまま与えることもあるそうです。
【熱中症対策】
この時期は熱中症に注意しましょう。自動車やハウスに閉じ込めたままにすることで多発します。ほんの僅かの時間でも、油断しないようにしましょう。気温だけでなく湿度が高い時の運動後も熱中症になりやすいです。注意しましょう。
※熱中症?呼吸が苦しそうなときの対処
■犬の呼吸数の正常値は1分間に20〜30回。40回を超えていたら危険です。病院へ連絡をし指示を仰ぎましょう。
■身体が熱を帯びている場合、水で濡らしたタオルなどを首や身体に巻いて冷やしましょう。
・動物病院へ行くためにタクシーなどを待っている場合は、冷房を最低温度に設定し室内を冷やし、氷水を張った浴槽に入れましょう。
・車内でも冷房の設定温度を低くし、体には濡れたタオルや保冷剤で出来る限り体をつつみましょう。
・その他、熱中症が重度になると目が充血、よだれ、痙攣などの症状が見られます。一刻の猶予もゆるされません。 かかりつけの病院が診察時間外だとして待ったりせずに、他の獣医師のもとへ急行しましょう。
■症状を見て判断するよりも、“体温が40度を超えていたらすぐに病院へ”が、なによりも大切です。犬の体温計サーモフレックス (Thermo Flex) とサーモカバー を常備しておくと安心です。
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幼犬の場合(生後2ヶ月〜6ヶ月)
■最も暑い時期です。食事は涼しい時間帯に与え、水はいつでも飲めるようにしましょう。
■食器も常に清潔に保ちましょう。
■子犬の場合、肉付きの良い方が免疫力もあり良いとされますが、大型犬の子犬となると骨や靭帯が未発達でゆるく足腰が曲がってしまう原因となりますので、太り過ぎは禁物です。
■散歩は朝夕の涼しい時間帯に行ないますが、この時期の子犬は、大型犬だからといって距離を長く設けたり、きつく行なう必要はありません。朝夕2回、30分程度からはじめてみましょう。
■断耳を行なっている場合、非常に蒸れやすく、化膿したり外耳炎になる仔が多くなります。掻きむしって出血したり、痒みや臭いがひどい場合は、固定を外したり、病院で診てもらうなどを早めに行ないましょう。獣医師によっては、化膿を防ぐため、事前に抗生物質の投与をすすめる場合もあるそうです。
若犬の場合(生後6ヶ月〜2歳)
■若犬の時期は、ドーベルマン含め大型犬の多くが、訓練真っ最中の時期になると思います。預託の場合は非常に管理は楽になりますし、通いの訓練の場合も、わんちゃんを見てくれる‘もう一人”が現れることになりますので、プロの意見も聞くことができ、気持ち的に楽になれる時期ではないでしょうか。
■プロに依頼しない場合は、より管理が必要になる時期です。熱中症、肉球の火傷には十分気をつけ、散歩や訓練は必ず朝晩の涼しい時間に行ないます。アスファルトは想像以上に熱いです。地熱が冷めたのを手で触れ確認してからトレーニングしましょう。
■散歩や訓練の際は素早い水分補給としてアース・バイオケミカル ペットスエットを携帯しておくと安心です。
■訓練から帰宅すると足だけでなく、身体や顔周りもマッサージを兼ねて拭いてあげましょう。拭いてあげることで出来やすい皮膚のボツボツの湿疹を防ぎ、新陳代謝もあげます。
成犬の場合(2歳〜6歳)
■成犬は訓練も一通り終え、成長も落ち着いているため、訓練や運動を頻繁に取り入れていた若犬ほど、強度な運動は必要はありません。
■体力や抵抗力も安定しているので、夏バテも幼〜若犬ほど、過度に心配をする必要ありませんが、やはり散歩時の、肉球の火傷や熱中症には気をつけましょう。この時期のアスファルトは想像以上に熱いです。
■暑いからといって、運動量が低下した日が続くと、食欲は落ちる一方です。いつもの運動(散歩)やドッグランでの運動は涼しい時間帯に必ず取り入れましょう。
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老犬の場合(7〜8歳以降)
■老犬にとっては暑さは非常に応えます。クーラー病には気をつけてあげましょう。外の気温が涼しい時間帯といっても25〜8℃程度。室内との温度差を2〜3℃に抑えるために、クーラーの設定温度は25℃前後が理想的です。
■体力的な面から、散歩は気分転換を兼ねてほんの少し外に連れ出すだけでも十分になります。散歩を嫌がった場合は無理に散歩に連れ出す必要はありません。
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<EternalPeach様メガネ男子Senaくんの写真のご提供、誠にありがとうございました(*^^*)>