ドーベルマン【アメリカンタイプ】と【ヨーロピアンタイプ】の違い。
以下ではその違いについて体型や性質などを分かり易く比較していきますが、
共に素晴らしいドーベルマンであることにかわりありません。
目次
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アメリカンタイプ(Pinscher)
スマートでエレガントさを極めたショー・服従・家庭犬タイプ。
<アメリカンタイプ参考動画>垂れ耳ドーベルマン♂と立ち耳ドーベルマン♀
外見の比較
・狭いV字型の頭部と長く細い口元
・繊細で長いスレンダーな首元
・頭頂部から肩にかけ急激に下降する
・緩みのない引き締まった口元の皮膚
・長く洗練された繊細な脚と骨
・全体的にスリムでより洗練された体躯
・女性的な外見で少ない筋肉量
・ブラック・タンのタン部分が黄色よりの茶褐色。
・ヨーロピアンタイプをひとまわり小型にしたのがアメリカンタイプ
・一般的にペットショップや専門ブリーダーから子犬を譲り受ける
・血統証はJKC(ジャパンケンネルクラブ)に登録されている場合が多い
・ヨーロピアンタイプよりは長めに断尾される傾向がある
・一般的に狼爪は除去される
平均的な体重ガイドライン
・2ヶ月の子犬= 20ポンド(9kg)
・3ヶ月の子犬= 30ポンド(13kg)
・4ヶ月の子犬= 40ポンド(18kg)
・5ヶ月の子犬= 50ポンド(22kg)
・6ヶ月の子犬= 60ポンド(27kg)
外見以外の比較
・家庭犬向き
・軍事作業ではほとんど見られない
・小柄かつファミリー向けに改良された背景からヨーロピアンタイプよりは飼いやすい傾向はあるものの、ヨーロピアンタイプよりも敏感な面を持つ
性格
・家族への“忠誠心、愛情深さ、甘えん坊さ”においてヨーロピアンタイプとの差はほとんどない
写真の写り方
・アメリカンタイプのドーベルマンは口を閉じて、リードにて首をしっかり上に引き上げた状態で撮影される
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ヨーロピアンタイプ
大型で重厚さを極めた使役犬(軍用・警察)タイプ。
<ヨーロピアン参考動画>-YouTube
外見の比較
・重く、より広いV字型の頭部と幅のある口元
・厚く筋質の太い首元
・頭頂部から肩まで厚く筋肉質でゆるやかに下降
・口元の皮膚にたゆみがある。
・大きくて厚く重厚さのある脚と骨
・全体的に太く重厚な体躯
・男性的な外見で無駄のない筋質量
・ブラック・タンのタン部分がより暗めの赤っぽい茶褐色
・体重65〜70kgの個体もいる
・アメリカンタイプをひとまわり大型にしたのがヨーロピアンタイプ
・一般的に警察犬訓練所から子犬を譲り受ける
・血統証はPD(日本警察犬協会)に登録されている場合が多い
・アメリカンタイプよりは短めに断尾される傾向がある
・アメリカンタイプほど狼爪の除去は一般的ではない
平均的な体重ガイドライン
・2ヶ月の子犬= 30ポンド(14kg)
・3ヶ月の子犬= 40ポンド(18kg)
・4ヶ月の子犬= 50ポンド(22kg)
・5ヶ月の子犬= 60ポンド(27kg)
・6ヶ月の子犬= 70ポンド(31kg)
外見以外の比較
・使役犬向き
・世界中の警察・軍事作業において採用されている
・大型かつ作業(Schutzhund/IPO/Police Work)に突出している背景からアメリカンタイプよりは扱いにくい傾向がある
性格
・家族への“忠誠心、愛情深さ、甘えん坊さ”においてアメリカンタイプとの差はほとんどない
写真の写り方
・ヨーロピアンタイプのドーベルマンは口を開いて早く浅い呼吸をし前のめりの姿勢で首または胸元リードで撮影される
ドーベルマンは大型犬?それとも中型犬?
ドーベルマンは一括りに大型犬と呼ばれていますが、
筋量、体高、体重と体系的にアメリカンとヨーロピアンでは大きな差があります。
家庭犬タイプのアメリカンを大型犬と呼ぶなら
使役犬タイプのヨーロピアンは超大型犬、
逆にヨーロピアンタイプを大型犬と呼ぶなら
アメリカンタイプは中型犬と言っていいほどです。
<Schutzhund/IPOの参考動画>-YouTube
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