Doberman’s Blog/ドーベルマン ブログ    (ドーベルマン.com)

洗練された気品と、 完全なる忠誠心をもつドーベルマン。その魅力を語る場所。

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黒くて筋肉質な、シュッとした5種の“番犬”

400種以上の犬種が存在する現在、あまりにも似ていて区別し難い犬種が存在する。

彼らの違いがわかるだろうか。

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先の記事【白くて大きくて、ふわふわっとした“番犬”】は、見た目がそっくりな【狩猟欲を抑えたふわっとした牧畜系番犬】達をとりあげたが、こちらの【黒くて筋肉質な、シュッとした“番犬”】は見た目がそっくりな【狩猟欲を高めた護衛・使役系番犬】達をとりあげる。

 

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黒くて筋肉質な、シュッとした5種の番犬

グレート・デーン(Great Dane)

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  • 比較基準…この5種の中で、最高の体高をもつ超大型犬である。
  • 平均体高…90cm
  • 平均体重…70kg

元はマスティフであり戦闘犬であるが、一般に他の犬、犬以外の小動物、他人、子供に対して、非常に穏和である。温和すぎて、自分よりはるかに小さな動物にさえ、威張られることもあるという。

1kgにも満たない仔犬で生まれるが、約1年後には100倍以上の体重となる。そのため彼らの成長管理には、飼い主と獣医師、十分な管理と指導が必要となる。でなければ、大きな身体の見た目に惑わされ、間違った育て方をしやすい犬種である。

はじめの一年では骨が著しく成長し、後に筋肉がつき、骨太へと成長する。成熟するまでに2〜3年はかかると言われている。

  

かまって欲しいグレート・デーンの【構って顔パンチ】は、おそらく相当に痛いだろう(笑)ドーベルマンでさえ相当痛いのだから。

▶犬種データを詳しくみる 

 関連記事:グレート・デーンとドーベルマンの追いかけっことは? 

 

ボースロン(Beauceron)

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  • 比較基準…2つの狼爪を持つ
  • 平均体高…65cm
  • 平均体重…45kg

1500年代には既に存在していたボースロン。非常に古い犬種である。頭もキレ、勇敢で恐れ知らず。戦時中は軍用犬として、パラシュート落下での伝令、ケガ人を安全な場所へ誘導、爆発物や地雷の探知、スパイやゲリラを嗅ぎ出すなど、激務を任された過去を持つ。フランスでは今でも追跡追求犬や遭難救助犬として活躍している。

日本ではあまり馴染みのない犬種だが、海外で発売されているドーベルマンに関する書物では、有力原種として度々登場する犬種である。

 ▶犬種データを詳しくみる 

関連記事:

ドーベルマンの歴史とは?ドーベルマン氏ってどんな仕事をしていたの?

  

 

ドーベルマン(Dobermann)

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  • 比較基準…この5種の中では大型でありながら締りの良さを合わせ持つ
  • 平均体高…オス70cm/メス60cm
  • 平均体重…オス40kg/メス35kg

ドーベルマンにはヨーロピアンタイプ(使役向き)とアメリカンタイプ(家庭犬向き)の2タイプが存在する。アメリカンタイプを1回り以上大きくしたのがヨーロピアンと捉えて良い。

当サイトで行なったアンケート調査では、日本にいるドーベルマンのおよそ79.2%がアメリカンタイプで、18.9%がヨーロピアンタイプであるとの集計が得られた。

ちなみにドーベルマンの正式名は【ドーベルマン】である。ドーベルマン・ピンシャーを略してドーベルマンと呼んでいるのではない。【ドーベルマン・ピンシャー】という名前はドーベルマンが作出された当初の名前である。

ドイツのドーベルマン協会において1948年に正式に犬種名が修正され【ドーベルマン】と改められた。

ドイツのドーベルマン協会は、国際的に統一した名称を求め、【ドーベルマン・ピンシャー】と呼ぶ各国に名前の修正を申し入れた。そして現在、ヨーロッパ全土で【ドーベルマン】と呼ばれている。

しかし、ドーベルマンの登録頭数上位を誇るアメリカでは、未だ修正に至っていない。そのため、同一犬種に対し、【ドーベルマン】や【ドーベルマン・ピンシャー】という2通りの呼び方が存在している。

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関連記事:

ドーベルマン?ドーベルマン・ピンシャー?どうして呼び方が異なるの?

アメリカン?ヨーロピアン?なにがちがうの?体重は?

 

ミニチュア・ピンシャー(Miniature Pinscher)

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  • 比較基準…この5種のなかで最も小型。
  • 平均体高…25cm
  • 平均体重…5kg

容姿の酷似から【ミニドーベルマン】や【小さいドーベルマン】、【ドーベルマンの仔犬】と思う人も多い。しかし、異なる犬種である。ドーベルマンとの比較基準は、体の大きさだけでなく、頬と口元の茶褐色部分のつながりと、おしりの茶褐色部分の面積の広さである。体の大きさに対してはミニチュア・ピンシャーの方が広い傾向がある。

【おもちゃの王様】と呼ばれるその可愛らしい見た目とは異なり、大胆で気性が荒く、自尊心が強い。飼い主を選ぶ、れっきとした【番犬】である。ミニチュア・ピンシャーの勇姿を記した記事も非常に多い。アメリカでは車の盗難防止や麻薬密売者の護衛犬として用いられたこともある。

頭の回転が早く、好奇心も学習力も高い。そのため、知能を刺激する遊びも取り入れてやらねばストレスに陥り易い傾向がある。活発なため十分な運動も必要である。

一時は手の平サイズにまで小型化されたが健康面の問題により現在の大きさにまで戻された。 ミニチュア・ピンシャーは後にあげるジャーマン・ピンシャーの縮小コピーでなければならないとスタンダードでは記されている。

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ジャーマン・ピンシャー(German Pincher)

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  • 比較基準…ミニチュア・ピンシャーを一回り大きくしたサイズ
  • 平均体高…45cm
  • 平均体重…20kg

ジャーマン・ピンシャーはミニチュア・ピンシャーの拡大版にも関わらず数が非常に少ない。ミニチュア・ピンシャーが年間3000頭の国内登録があるのに対し、ジャーマン・ピンシャーは年間数頭の登録があるかないかである。

性格や気質はミニチュア・ピンシャーとほどんど同じだが、ミニチュア・ピンシャーよりは、クセがあり、自我を通す傾向がある。護衛犬として優秀で、訓練次第ではレスキューやドッグスポーツ、オビディエンスを十分にこなせる。

以下はジャーマン・ピンシャー×2匹とミニチュア・ピンシャーの動画である。スタンダードで記されている【拡大・縮小の関係でなければならない】というのがわかるくらいそっくりである。

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