Doberman's Name:KOUME(♀・3m/o) Owner:KOHARU様
春は予防の季節です。狂犬病予防接種【3,000円(非課税)】に、混合ワクチン【7,000円前後】、フィラリア予防薬開始前の検査【5,000円〜10,000円】に、健康診断【10,000円〜15,000円】と、行事が目白押しの月です。
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ドーベルマン幼犬の場合(生後2ヶ月〜5、6ヶ月)
<ドーベルマン(生後二ヶ月)の初めてのトレーニング(もってこい、スワレ、フセ)風景>
気温が暖かくになるにつれて、仔犬は活発になります。犬舎内で寝て過ごすよりも、動きまわって遊ぶ時間が多くなることでしょう。遊びの中でコマンドを徐々に教えていきましょう。
そして、食事の与え方には注意が必要です。活発に遊んだ後やトレーニングを行なった後は、しばらく犬舎内で休ませてから与えましょう。もちろん運動前にも食事は与えません。これはドーベルマンに多い胃・腸捻転を防ぐためです。最低でも運動前1時間、運動後1時間はゆっくりさせるようにしましょう。
ドーベルマン若犬の場合(生後5、6ヶ月〜2歳)
<生後6ヶ月のドーベルマントレーニング風景>
この齢期のドーベルマンは、トレーニング真っ只中です。物事の吸収率の高いこのタイミングに、家庭犬として必要な9つのマナーをしっかり覚えさせ、気になる問題行動は徹底して矯正しましょう。
日々の運動ではギャロップ運動を取り入れ、時間や距離を徐々に伸ばしながら体を鍛えましょう。徒歩での散歩をメインにしている場合、週に2〜3回はドッグランへ連れて行き、オフリードでしっかり走らせてあげましょう。関連記事:ドーベルマンの運動量
運動後は、マッサージを兼ねてブラッシングを行ないましょう。ドーベルマンは見た目とは異なり、毛は非常に抜けます。ブラッシングを行い換毛を促進し、死毛を除去することで、皮膚トラブルリスクの軽減につながります。またチョコタンのドーベルマンであれば、被毛の“まだら”を避けるためにも、特にブラッシングは重要です。
食事の面で、バランスを考えることは重要です。トッピングやおやつはバラエティーを持たせましょう。ドーベルマンの全齢期におすすめのトッピングの1つは、やはり、自己免疫力upにも良いとされる【ヤギミルク】です。粉末をフードにかけたり、水に溶かしてあたえるのも良いでしょう。
若犬の訓練時の息抜き・ストレス発散に最適。
ドーベルマン成犬の場合(2歳〜7歳)
<心身共に徐々に落ち着いてくる齢です>
この齢期(成犬期)のドーベルマンであれば、もうヒーターは外します。しかし、寒い日も時にはあるでしょう、そんな時には毛布など敷いてあげると良いでしょう。
食事の内容に関しては、それほど心配しなくとも良い年代です。何を、どれだけ、どのように与えるのか、愛犬にとってのベストは、すでに十分心得ているでしょう。
便の状態だけはよくチェックし、運動とのバランスを考えましょう。
また、この時期は個体によって多少前後しますが、一般に発情期の時期です。交配・出産を考えている場合には、適正な食事と運動量を確保しベストな状態に向けましょう。交配を考えておらず、去勢・避妊手術を行なっていない場合、家具や床を汚してしまう前に、必要な備品は事前に揃えておきましょう。特にメスの出血は、小型犬とは比べ物にならないほど量は多いです。
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ドーベルマン高齢犬の場合(7歳〜)
<7歳のドーベルマンと生後2ヶ月のボクサー>
老犬にとって、冬というのは、最も厳しい季節と言えるでしょう。その冬を乗り越えた4月は、一安心といったところです。しかし、寒暖の差が激しい日もありますので、ヒーターはまだ入れたままにして、十分気をつけて寝床を管理してあげましょう。
運動の面では、暖かくなり、飼い主共々運動しやすい季節になります。自由運動をメインに、距離や時間ではなく、本人の自主性を尊重した運動を行うと良いでしょう。
また、歯石による歯のぐらつきや、視力の衰え、体力の衰えもそこそこみえはじめる頃です。十分な愛情とともに、より細やかな飼い主の観察が必要になってきます。
【KOHARU様、このたびは愛らしいKOUMEちゃんの写真をご提供いただき誠にありがとうございました。スタッフ一同心よりお礼申し上げます。】