*目次*
子犬が新しい環境に慣れてきたらすぐに始められるのが、【おすわり(スワレ・Sit)トレーニング】。これは最も簡単なしつけの一つですが、とても重要なコマンドです。
準備するもの
・おやつ:子犬が喜びそうなもの(市販のおやつ、茹でたささみ、レバーなど)
・トリーツポーチ:これからドーベルマンのしつけを本格的に始めていくにあたって、メジャードッグ トリーツポーチ は一つあると便利です。用意しておくと良いでしょう。(人気トリーツポーチ一覧 )
おすわり(スワレ・Sit)の教え方
1:ワンちゃんと向きあいおやつを見せます。
2:ワンちゃんの鼻のすぐ近くにおやつを持って行きます。
3:おやつを持った手をワンちゃんの鼻先からゆっくり滑らすように頭の上に向かって移動させます。
4:ワンちゃんは手に合わせあごを上げ、自然と腰を下ろします。座ったら褒めておやつを与えます。(まだコマンドは言いません)
1〜4までを数回繰り返して、スムーズに出来るようになったら次のステップです。
5:ワンちゃんが座りかけたらコマンドを言い、座ったらおやつをあげ褒めましょう。
6:次第におやつの回数を減らし、コマンドだけで座れるように練習しましょう。
コマンドで座るようになったら次のステップです。
7:おすわりの時間を徐々に長くしていきましょう。
8:おすわりは、朝、夕のご飯の時にも行ないましょう。手に持つのがおやつではなく食器になっただけで、やり方の基本は変わりません。
9:おすわりをマスターしたあとは、毎回必ず食事の前は座って待たせるようにしましょう。
以下はワンちゃんがまだ「おすわり」をマスターしてないときに有効なやり方です。
10:ついでのしつけを行ないましょう。遊んでいる最中に、ワンちゃんがたまたま偶然に座ろうとしたら、コマンドを同時に言い、座ったらほめてあげましょう。
<資料-YouTube>23秒からトレーニングが始まります
おすわり(スワレ・Sit)を教えるポイント
・ワンちゃんがジャンプしないように、おやつを持った手はワンちゃんに十分に近い位置に保って下さい。手を舐めてきてもおやつが落ちないようにしっかり持って下さい。
・途中ワンちゃんが飛びかかってきたら、さっと避けて、ワンちゃんの意識をトレーニングに戻させましょう。
・もし集中力がきれ始めているようなら、最後に1度コマンドを成功させてトレーニング終了としましょう。
・ワンちゃんのお尻が完全に地面についていない時や中腰の場合は、座りやすいようにおやつをゆっくり鼻先▶目▶頭の上へ移動させ座るよう促しましょう。
・無理にお尻を押す行為はワンちゃんの学習を遅らせます。必ず自ら座るように促しましょう。その方が何倍も早く覚えてくれます。