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リーダーウォーク(Leash Walking)は、飼い主とワンちゃんの小さな小さな繰り返しが必要なコマンドです!そして、【リーダーウォーク】と言いつつも、実際は【ツケ・ヒール】のトレーニングです。
前回の記事を参照▶子犬のツケ(ヒール)トレーニング【リーダーウォークが出来るかどうかの鍵となるコマンドです!】
準備するもの
・リード
リードはコントロールしやすいように折りたたみ持ちます。リーダーウォークのトレーニングに慣れていない場合、リードは60cmを用意するとコントロールしやすいです。革は長く愛用できて、徐々に手に馴染んでくるのでおすすめです。
・首輪
様々な種類の首輪がありますが、子犬の場合には革や布製の首輪を用意しましょう。
熟練した革職人が仕立て上げた シンプルさの中に際立つ洗練されたデザインの革製チョークカラー。
・トリーツポーチ
タイミングよくご褒美を与えるためには、トリーツポーチを持っていると便利です。
リーダーウォークを教えるためのポイント
・首輪、リードをつけるところからスタートです。
・勝手にトイレをさせないために、散歩の前はトイレを済ませておきましょう。
・リーダーウォークの基本は【ツケ・ヒール】にあります。必ず事前に目を通しておきましょう。▶子犬のツケ(ヒール)トレーニング【リーダーウォークが出来るかどうかの鍵となるコマンドです!】
・短い距離からはじめましょう。一度に長い距離を歩かせるのではなく、徐々に慣れさせながら距離を伸ばしていきましょう。お散歩デビューしてまだ間もない頃の散歩時間は長くても15分〜20分以内にとどめましょう。
リーダーウォークの教え方
1:コマンド【スワレ・Sit】で子犬を座らせます。
2:座ったらコマンド【マテ・Wait】で待たせ、首輪とリードをつけます。
この時、子犬が立ち上がったら1からやり直しです。
3:首輪とリードをつけたあと、子犬は座らせたまま、飼い主は靴を履いてドアを開けます。この時、子犬が勝手に飛び出そうとしたら、ドアをバタンと閉めます。無言で、目も合わせないようにします。
4:子犬が自らドアの前で座り、落ち着いたら、もう一度ドアを開けます。
この時、子犬がまた飛び出そうとしたら、またドアをバタンと閉めます。
子犬が「玄関から飛び出すのはだめなんだ」と学習したら次のステップです。
5:落ち着いて玄関で座って待てたら、飼い主が先に玄関を出ます。その後、コマンド【ヨシ・OK】で子犬を出します。
6:コマンド【スワレ・Sit】で再度座らせ、コマンド【マテ・Wait】で待たせます。
7:飼い主は、その間に、部屋の鍵を閉めましょう。
興奮したままの状態で子犬を外に出さないようにすることがここでのポイントです。
歩き出す準備ができたら次のステップです。
8:コマンド【ツケ・ヒール】を言い、歩き始めます。
※リーダーウォークは【ツケ・ヒール】が基本です。
前回の記事を参照して下さい▶子犬のツケ(ヒール)トレーニング【リーダーウォークが出来るかどうかの鍵となるコマンドです!】
9: 歩くときは、子犬の行動に逆らって歩いたり、早歩きをしたり、ゆっくり歩いたり、回ったり、くねくね歩いたり飼い主の自由気ままに歩きます。子犬にお伺いを立てる必要はありません。ここは【ツケ・ヒール】のステップ7と同じです。うまくできない時は【ツケ・ヒール】のステップ4から始めても良いでしょう。
10:【ツケ・ヒール】が外でも出来るようになったら、飼い主が止まった時、横断歩道の前などでは、子犬には横で座ることを学ばせましょう。はじめのうちはコマンド【スワレ・Sit】を言い、座ったら褒めておやつをあげましょう。繰り返すことで、自ら座るようになります。
11:徐々におやつの回数を減らし褒めることをご褒美に変えます。
散歩中には、地面のにおいを嗅がせたり、トイレをさせたり、【自由にしていいよ】と言える場所を多く設けてあげましょう。そして「許可がないときには勝手な行動はしてはいけない」を学習をさせて下さい。
<資料:ウォーク-YouTube>