【ヒューゴの不思議な発明】という映画をご存知だろうか。
【ヒューゴの不思議な発明】(原題: Hugo)は、2011年に米国で、2012年に日本で公開された映画である。ブライアン・セルズニックの小説『ユゴーの不思議な発明』を原作とする、監督マーティン・スコセッシ初の3D映画である。
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この映画は第84回アカデミー賞では同年最多の11部門にノミネートされ、5部門で受賞を果たしたのだが、監督であるマーティン・スコセッシがこの受賞において熱く語っている動画を発見した。
するとどうだろう。マーティン・スコセッシは映画の中で公安保安官と行動をともにしたドーベルマン(名前ブラッキー)ほど名優はいないと、熱く、熱く語っているではないか!!!
マーティン・スコセッシ氏とドーベルマン・ブラッキー
“ゴールデン・カラー賞はブラッキーがノミネートされるべきだった”
“なぜならブラッキーのパフォーマンスにはCGやFXは全く使わなかったのだから!!”
ゴールデン・カラー賞にブラッキーがノミネートされなかったことに対して熱く語っているマーティン・スコセッシ氏。
なぜノミネートされなかったのかーー。
それはブラッキーのパフォーマンスがあまりに完璧で、なにかしらエフェクトを使っていると判断されたそうだ。
しかし、視覚効果のスーパーバイザーとして知られるロバート・レガート氏 (アバター、アポロ13、シャッターアイランド、ハリーポッターと賢者の石、タイタニック、アビエイター)は、映画を観た後にハリウッド雑誌ではっきりと述べている。
“ブラッキーのパフォーマンスにはCGIやFXは全くなかった。自然的で、目さえ加工されていなかった。彼の作り出すチャーミングさも、彼のパフォーマンスも、すべてブラッキー自身によるもの”/Entertainment/Hollywood News | Hollywood Reporter
結果としてノミネートに至らなかったブラッキー。しかし、ドーベルマン愛好家として、これらはとても誇らしい言葉の数々ではないだろうか。