Doberman's Name:Lelia(♀・4y/o)Bolt(♂・5m/o) Owner:ruby様
ドーベルマンは感受性が非常に高い。それは魅力の1つと言えるだろう。研ぎ澄まされた感受性は、彼らの持つ警戒性をより高め、未知のものへの誘惑に屈することはまず無いーー。ゆえに他人にはなじまず、飼い主への無条件の忠誠心を養う。
表情からにじみ出る【忠誠心】、つまり、その凛とした品位もドーベルマンの大切な基準なのだ。
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ドーベルマンの被毛は、密着し光沢がある。
<ドーベルマンのスタック/ステイのトレーニング風景。>
リングに上がるドーベルマンの被毛は、光沢があり、とても美しい。軟毛でも、長毛でもない。しっかり密着し、そして短毛である。
ドライフードのみでショーに挑むオーナーは少ない。毛艶の良さはトリミングやシャンプーによるものだけではないだろう。なにかしら、体のコンディションに良いとされる食材がプラスされているはずだ。一体、それはどんな食材だろうか。
犬(短毛種)の被毛には、卵黄、きな粉、そして豆腐
国内外問わず、独自にアンケートや情報を収集した。集計によると、“ドーベルマンの体の作り込みや毛艶アップのために与えている自然食材は、【卵黄、きな粉、豆腐】”という回答を複数得られた。
【卵黄】は、運動直後に疲労回復・筋肉回復のために与えているオーナーはとても多い。しかし、短毛種の毛艶アップのために【豆腐】や【きな粉】が良いとは。さっそくその栄養素をみてみよう。
【卵黄】
【きな粉】
【豆腐】
個体差があるため断言は出来ないが、それでも、これら3つの中で【豆腐】はドーベルマン(短毛種)の毛艶アップにはとても良いという。被毛の状態を整えるために、展覧会1ヶ月前くらいに与え始めることで、割りかし短期間で状態が良くなるそうだ。
追い込んで1食に1丁まるまる与えるオーナーもいれば、少量を展覧会前などにこだわらず定期的に与えるというオーナーもいる。
確かに、これまで目を通したドーベルマンに関するいくつかの本の中でも、【豆腐】や【きな粉】などの大豆製品は、展覧会前のコンディション(特に毛艶)を整えるのにおすすめだと記載されていた。
たしかに、犬の細胞の安定や細胞膜の保護に良いとされる【ビタミンE】や【セレン】を豊富に含むこの栄養素をみれば、毛艶に良いとされるのも十分納得できそうだ。しかし、これら大豆製品は、体質的に苦手な仔もいるうえ、犬にとっては消化しにくい食材でもある。与える量には注意が必要だろう。
ドーベルマンの被毛
今回は、ショーを目指すオーナーたちをターゲットに、被毛について情報を収集したが、これは家庭犬としてドーベルマンを迎えているオーナーにとっても有益な情報ではないだろうか。
被毛がパサついていたり、どことなく毛艶が足りないな、と思ったときには、いつもの食事に豆腐を加えてみたり、バナナやヨーグルトにきな粉を少量ふりかけておやつとして与えるだけでも、天然のサプリメントとして期待が持てるだろう。
【ruby様、この度は、写真のご提供、誠にありがとうございました。】