Doberman’s Blog/ドーベルマン ブログ    (ドーベルマン.com)

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Guest*Book

ドーベルマンのハンドリング

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<Doberman-Elly(生後6ヶ月・♀) Owner-カオン様>

 

ドーベルマンが首を高くあげ、胸を張ってさっそうと歩く姿は見事である。そして、ふと視線を横に向けると、そこにはリードを引くハンドラーがいるーー。

 

ドーベルマンの展覧会において【上手いハンドリング】とは一体何だろうか。今日は、そんな【ハンドリング】についてまとめてみよう。

 

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ドーベルマンをより美しくみせる基本

展覧会において、「誰がハンドリングするのか」これは重要なことである。ハンドラーと一括りにしても、展覧会の場合、オーナーハンドラーであったり、プロハンドラーであったりするわけだが、どちらにせよ、ただ慣れた人が持てば良いというわけではないのだ。

出陳するドーベルマンによってハンドラーを選別すること、展覧会で審査員に良い印象を与え、良い結果を招くには、まずここからが重要である。

たとえば、若干大きめなドーベルマンを出陳する場合、小柄なハンドラーが持つと余計にオーバー感を際立たせてしまう。逆に少し小ぶりなドーベルマンを大柄なハンドラーが持ってしまうと余計に小ぶり感が増してしまうのだ。

ドーベルマンの体躯の大きさを考慮し、遠近感も考える。服装もドーベルマンの毛色が映える保護色を選んで、芝生の高低や、光についても考慮することが大切なのだ。

 

審査員に良い印象を与えるには、まず歯の見せ方から。

<この動画は2016年イタリアで開催されたWorld Dog Showのドーベルマンファイナル風景である。>

個体審査では歯の状態を審査される。審査員は、歯列、歯の大小、歯質、変色、噛み合わせ、上下42本の欠損、欠歯のない完全な状態を確認するのだが、ここでの正しいハンドリングとは、やはりまずはドーベルマンを座らせることである。ドーベルマンを座らせ、スムーズに歯をチェックさせることができれば、審査員はそのドーベルマンに良い印象を持つだろう。

次に注意すべきは、ハンドラーの頭の位置や帽子のつばについてである。

歯を見せる時、審査員が見やすいように、ドーベルマンを座らせ、ハンドラーが口を掴んで開かせるのだが、不慣れなハンドラーはここで自分もドーベルマンの歯を覗き込もうとするのだ。そうすると、ハンドラーの頭が邪魔になって審査員からは歯が見えにくくなるのだ。もしくは影になる。さらにそのハンドラーが帽子をかぶっていたら最悪である。

【審査中、ハンドラーは審査員が見やすい状態に徹すること】当たり前なようでとても重要なことである。

 

睾丸は外側へ

ハンドラーはドーベルマンの腹部に手を置き、安定させる。そして、睾丸を内側から外へ出し審査しやすいようにする。

 

清潔であること

耳やお尻の汚れ、歯石もしっかりみられているという点を忘れてはならない。 

 

立姿

チェックは2〜3分。首をつりあげ、尾を持たなければポーズが取れない、維持出来ないというのはあまり良いとはいえない。後駆をやや横に広げ幅を持たせ安定感の有る前高姿勢を、自然な状態で維持できることが好ましい。頻繁に体を触る傾向がある外国では、特に肘の外転は押して確かめるという。たとえ、審査員からなにをされても、ポーズを維持出来ることが良い印象を与えることに繋がる。

また、チェック中、犬がリードを引っ張ったり、ぐるぐる回ったりするようでは、審査員はすぐにその立姿が付け焼き刃であると見抜く。ポーズを維持出来るようになるためには、毎日、習慣的に心がけていたかどうかがものを言うのだ。

 

歩様

歩かせ始めると、とたんに他のドーベルマンに吠えたり、跳ね回ったり、飛び出そうとしたり、背線の逆毛をたてケンカをふっかけようとしたりするドーベルマンがいる。こういうのも練習不足が一目瞭然である。

それから横引きや側対歩はハンドラーがすぐに歩幅を変えてやる技術が必要にはなるが、これは、オーナーハンドラーにしても、プロハンドラーに依頼するにしても、ドーベルマンの所有者の普段からの心がけがものを言う。

また、同じ側の手足が同時に出る側対歩は疲労によっても出てしまうため、会場には早めについて、休息させ落ち着かせておくこと。展覧会前の数日間は運動は控えめにしておくと良い。

 

やるとやらないでは大きな違いがある

欠点となりそうな部分をいかに上手く目立たせないようにするかという点で、良い工夫と、悪い工夫というものがある。ごまかしはすぐに見抜かれてしまう、といわれればそれまでだが、やるとやらないでは大きく異ることがあるのだ。

たとえば、欠歯を隠そうとしたり、前胸の白い毛を黒染めしたり、必要以上に呼び込んだり…こういうのは反則的な工夫だが、

目の色が薄いドーベルマンの場合、出来るだけ太陽や光の方には向かないように工夫したり、胴が長いドーベルマンには、真横に向かせないようにし、少し斜め横を心掛けたり、首の短いドーベルマンに可能な限り細い首輪を選んだり、歩幅の狭いドーベルマンにはハンドラーも幅を合わせるように歩いたり、こういう心がけは、出陳するからには良い結果を残したいという気持ちをもつハンドラーにとっては重要なことなのだ。

 

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<カオン様、写真のご提供誠にありがとうございました。さっそく記事に掲載させて頂きました。可愛らしいハンドラーに思わず目が(*♡♡*)です♪>

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