DobermanName:Love(♂・1y/o) Owner:Love & Peace様
【ドーベルマン】発祥の地といえば、ドイツのアポルダ市である。【アポルダ(Apolda)】とは一体どんな町なのだろうか。“りんご(Apple)がたくさん穫れる地”という理由から付いた地名であること以外にも、私達ドーベルマンオーナーが興奮しそうな歴史的背景や建造物が、どうやらたくさんありそうだ。
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アポルダ市役所前広場
この広場、一見普通の広場だが、1800年代のこの場所では、年一回の催し【ドッグマーケット(犬市場)】が開かれていた。様々な地に土着した犬達が盛んに売買され、それはたいそうな賑わいをみせていたという。
今でもそれは受け継がれ、売買の品は違えど町の一大イベントとなっている。
<今年のマーケットの様子である。>
アポルダの犬市場(ドッグマーケット)
アポルダの住人である【ドーベルマン氏】も、当時このドッグマーケットに足繁く通ったひとりである。その理由は、選りすぐりの気質を持つ犬達を集め、新種の犬を作出するためーー
そう、私達が愛してやまない【ドーベルマン】という魅力あふれる犬種の作出のためである。
⬆ドーベルマンの原種となる、血統の明確でない犬達が自由に売買されていた当時の写真である。現在の広場とさほど変わってないようにみえるがーー⬇
ドーベルマンファンにとって、【この場所からドーベルマンの歴史が始まった】と思うだけで、テンションが上がる瞬間ではないだろうか。
そしてもちろん、そばにはドーベルマンの記念碑もたたずんでいる。
ドーベルマン記念碑
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記念碑には、“Karl-Friedrich-Louis Dobermann (1834 - 1894)”と刻まれている。彫刻家カースティンという人物によるものだという。
記念碑以外にも、あちらこちらで立派なドーベルマンが彫刻されている。
噴水の石に彫られているドーベルマン。ヨーロッパにおいて、ドーベルマンの記念碑や石像があるのはこのアポルダだけだという。
ドイツ・アポルダ
<ドイツ語の動画だが、発祥地であるアポルダのドーベルマン達が紹介されている。>
アポルダには他にも、美しい家々や緑、お城やタワー、鐘などが観光スポットとなっている。しかし、この町にとってドーベルマンは、また特別誇りある歴史であるに違いないだろう。
ドイツという多くの犬種を輩出している広い国で、作出者名を与えられている唯一の犬種ゆえにーー
【Owner:Love & Peace様、このたびは写真をご提供いただき誠にありがとうございました。(*^^*)】