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子犬の社会化トレーニング【外を歩けるようになったら】

目次

 

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DobermanName:Sophie (♀・2ヶ月) Owner:an様

 

 

子犬の社会化トレーニング【子犬が外を歩けるようになったら】

ワンちゃんは犬社会と人間社会の両方で生きていかなければなりません。その上で、何事にも怯えずに自信に満ちた楽しい日々を送らせてあげるためには、これから経験するであろう世の中の様々な事象にふれさせておく必要があります。

子犬がようやく自分の脚で外を歩けるようになったら、自宅周辺や近所の公園から散策をはじめ、徐々に人通りの多い街中へも連れて行きましょう。街中は刺激の宝庫です。これらの刺激は、子犬が健全に成長していくには決してかかせないものです。

全てが初体験の子犬のために、飼い主が、子犬にとって【良い・悪い】をきちんと選別してあげましょう。

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子犬に触れさせる基準は、子犬がその人に興味を示しているかどうか

 

子犬を連れて歩くと、子どもや大人、男性女性関係なく、色々な人が足をとめ、「かわいい〜!」と声をかけてくれます。ですが、ここで気をつけておきたいことは、子犬に触れさせる基準は、子犬がその人に興味を示しているかどうか、です。

 

例えば、子供が近づいてきた場合:

小さな子供がいる家庭ならばそれほど重要ではありませんが、もしそうでない場合、外で子供とふれあう機会は非常に貴重な体験になります。貴重であるがゆえ、とにかくポジティブな体験をさせてあげる工夫をしましょう。

子犬を見かけた子供は勢い良くやってきて、覆いかぶさったり、子犬の頭や体をポンポン触ったり、甲高い声をあげたり、ジャンプしたりします。キックボードやヒーリーズで近寄ってきたりすることも。ですので、子犬を怖がらせないように、落ち着いて、ゆっくり、優しく、あごをなでてあげることをまず先に教えてあげましょう。

子供は一斉に集団で来ることもあります。そうすると、子犬が怯えてしまい【ポジティブ体験】が遠のきますので、一旦その場を離れて、2〜3人の少人数から慣れさせましょう。

決して、いっぱい触ってもらって子供に慣れさせよう!などと思わないように。子犬が怖がっていたり、怯えている時は、【子供=嫌な経験】として学習してしまう可能性があります。

そして、子犬がその子供達に興味を示さず、別の方向を向いているときは、基本的には体を触らせることは控えましょう。はじめてのことが多すぎて、すでにキャパシティオーバーで疲れてしまっている可能性があります。休憩が必要なタイミングかもしれません。

あなたに助けを求める素振りをみせた時にも、一旦その場を離れましょう。

 

大人が声をかけてきた場合:

大人は子犬に対し、前かがみになってしまいやすいため、怖がる子犬はとても多いです。子供の時と同様、怖がっているように感じたら、その場を離れましょう。

この時期のトレーニングのポイントは、とにかく、怖い、嫌だ、などのネガティブ体験をさせないように心がけることです。過保護すぎだと思う必要はありません。その心がけが、後々になって、ワンちゃんのためでもあり、飼い主のためでもあったことに気が付くはずです。

 

※その場を離れるときに【抱っこ】は極力控えましょう。

 

他の犬と出会った場合

他の犬と出会う時は、相手の犬が穏やかで優しそうかチェックしましょう。落ち着いて挨拶出来そうだと判断したら挨拶をさせます。ですがそのとき、子犬が怖がり始めたら、短時間で切り上げましょう。

この場合も離れるとき【抱っこ】は控えましょう。抱っこすることによって、子犬が吠えることを覚えるか、もしくは相手からひどく吠えられてしまうという、ネガティブ経験をしてしまいます。【抱っこ】して離れるときは、抱っこしなければ逃げ場がないような危険な場合です。飼い主の方で、あらかじめそのような危険な目に合わせないように心がけましょう。

そして、他の犬との挨拶は、1対1のときが基本です。相手が複数匹の場合は挨拶は控えましょう。

 

自転車がやってきたら?

自転車以外にも街中には、スケボー、キックボード、ヒーリーズ(かかとにローラーがついたスニーカーのこと)、車椅子、バイク、自動車など様々なもので溢れています。この時のポイントも、後に吠えたりさせないために、‘怖い、嫌だ、驚かされた”などの、体験をさせないことです。“怖い”と飼い主に助けを求めたらその場をすぐに離れ、一旦距離をおいて、少し離れたところから、ただ眺めるだけの時間を設けてあげましょう。

 

(これは、わたしも、愛犬が生後4〜5ヶ月の時、自転車と、子供のキックボードにとても怖がっていたので、慣れさせるために、散歩とは別に、自宅の前の道端にすわらせて、私も横にしゃがんで、20分前後、ただただ、人々の行き交う流れを見せるだけの時間を設けていました。)

 

階段に差し掛かったら?

 

おやつで誘導しながら、一段、二段と少しだけ登り降りに挑戦させてみましょう。

ですが、無理強いは禁物です。

 

においをかぎたいと訴えてきたら?

 

特別汚い場所でなければ、嗅がせてあげましょう。ワンちゃんはにおいを嗅ぐことで、その場に慣れようとするものです。

  

※外に出る前に気を付けること(大型犬可のマンションでの注意)

大型犬可のマンションで子犬を迎える方は、【エレベーター】には十分気をつけて下さい。リードが挟まれないようにすることも、もちろん気をつけたいことの1つですが、他にも重要なことがあります。

それは、他のわんちゃんとエレベーターで乗り合わせてしまうことです。他のワンちゃんといっても、大型犬可マンションですので、乗り合わせるのは大抵、大型〜超大型犬です。

たとえ、どんなに相手の飼い主が、「うちの子大丈夫ですよ」と言ってきても、決して乗り合わせないように注意してください。もし、途中で乗り込んできたら、必ず一旦降りて下さい。

自宅マンションの、しかも、エレベーターという密室で、吠えられたり、睨まれたり、万が一、怖い体験をしてしまった場合、矯正するためのトレーニングがとても大変になってしまいます。

これは、わたしと愛犬が実際に体験したことで「あぁ…、あの頃に戻って無かったことにしたい」と切実に思うような体験でもあります。

これからマンションでドーベルマンなどの大型犬を迎える読者様は、特にエレベーターには十分お気をつけ下さい。

 

 

さて♪♪

それでは早速、トリーツポーチ におやつを詰め込んで、子犬と一緒に楽しい散策へでかけましょう♪

 

 

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【an様、可愛らしいSophieちゃんのお写真のご提供、誠にありがとうございました(*´∀人)】

 

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